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お問い合せ
​ご相談は

バーンラック渋谷店

タイ古式マッサージ店

ビジネスを後押しするデザインとはどんなものなのか?と言う事を考えるキッカケを頂いた、

タイ古式マッサージ業態で店舗展開を行うバーンラック様の渋谷店のデザインです。

新宿店から始まり6店舗目となる渋谷店は、数年前から出店を試みていた、

過去最大の投資を行う旗艦店(実際には全ての店舗で勝負をしていますが)となりました。

 

私達がご提案したのは、収支計算上で14部屋ほしいと言われていた所、

この人員不足の社会情勢の中、本当にその部屋数があって回せるのか?と言う問いを立て、

2部屋減らして頂いたスペースを利用し、よりパーソナルな接客ができる場所にする事で、

運営としても内装としてもホテルスパに近い感覚の店舗としたらどうかと言うものでした。

 

マッサージ業態ですと部屋数を取る事が最も優先されますが、部屋が減った分、

デザインによって客単価を上げる事ができたらグループ全体の底力も上がる、

と言う事でそのご提案をご了承頂きました。

 

オーナー様の英断(冒険?)によって、各々の部屋に独立した待合スペースのあるレイアウトプランをご提案し、

このご提案にとても悩まれた結果、出来上がった店舗は各々の待合が店舗の特徴となり、

ホテルスパのようなサービスと特別な空間に来た事を感じられる店舗となりました。

 

ビジネスにおいてコストはもちろん大事な事ですが、地道に一歩づつ積み重ね、

その都度悩み共に歩む事で、コスト以上の価値を創り出す役割がデザイン事務所だと思います。

デザインでは店舗商売は成り立たないとよく言われます。

実際にそういった側面もありますが、ビジネスの全体像を理解し新しい提案のできるデザイン事務所が存在する事で、

店舗ビジネスは次なるステージへ進めるのだとも思います。

 

日本で生まれた小さな店舗ビジネスが地道に大きくなり、海外への道を自力で作ろうとしています。

そういったビジネスにデザイン事務所として携われる事に感謝し、次なるチャレンジを共に歩めたら幸せと感じます。

CREDIT

役割

​店舗デザイン

場所

東京都

業態

タイ古式マッサージ

年月日

2024年11月

デザイン

小林商店

工事

​株式会社シータ

撮影

小林商店

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